平和学習で、映画「最期の空襲 KUMAGAYA」を鑑賞しました。埼玉県熊谷市は、1945年8月15日未明に空襲がありました。終戦の直前です。そのため、最後の空襲と言われています。子どもたちの日常が描かれていますが、合間に、爆撃機が近づいてくる様子や兵隊さんが行進している様子、兵隊さんを送り出す様子などが映されます。子どもたちの笑い声や遊ぶ場面が映されますが、わたしたちの日常との違いがよく分かります。そして、空襲が起こります。多くの方が亡くなり、中心人物のさっちゃんも亡くなります。不発弾で遊んでいた子どもが、不発弾の爆発で亡くなるシーンで映画は終わります。子どもたちの声が止まりました。「戦争は大人のけんかであり、命の奪い合い」というのが、2年生の戦争のイメージです。ある子の感想には、「戦争を止めてほしい。」と書かれていました。「大人は、どうしてなかよくできないのか。」と、聞かれているように感じました。