映画「アゲハがとんだ」を鑑賞して、戦争や平和について考えました。この映画は、東京大空襲を描いたアニメーションです。1945年3月7日からお話が始まります。小学6年生の男の子が中心人物です。印象的なセリフがありました。「ぼくも大人になったら戦争に行くのかな。」です。今の子どもたちからは聞くことがない言葉です。空から焼夷弾が雨のように落ちてきます。友だちを亡くし、妹も亡くします。戦争の怖さと悲しさ、一瞬にして大切なものを失い、映画は終わります。エンドロールでは、みんな言葉が出ませんでした。子どもたちは、アゲハ蝶のとぶ様子に何を感じたのでしょう。今も戦争をしている国があります。「大人が少し仲よくしようという気持ちがあれば、平和になるのに。」という感想が心に突き刺さりました。