「一つの花」は、今西祐行さんの書いた物語文です。戦時中のゆみ子と父、母のお話です。今回は、お父さんとお母さんのゆみ子に対する思いについて考えていきました。「一つだけちょうだい。」が、ゆみ子が最初に覚えた言葉です。そんなゆみ子を不憫に思う、お父さんとお母さん。そんなとき、体の丈夫ではないお父さんまで戦争に行くことになりました。その別れの場面。お父さんは、「一つだけの花」をゆみ子にあげました。その花に込められたお父さんの願いとは何か。みんな、本文に戻りながら、一生けん命に考えていました。